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お椀とおさかな。

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今日の午後、急にしゃっくりが止まらなくなりまして。

 

気休めですが、お椀に水を張り、お箸で十字に区切って飲もうとしました。

 

(しゃっくりの止め方って、本当に色々な方法が知られていますね。)

 

水を張るだけ張って、少し席を外し、戻って来ると。

 

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雪のように真っ白な、めだかに似た《時の魚》が、お椀に張っている水を突いていました。

 

その姿が非常に可愛らしく微笑ましく、自分のしゃっくりも忘れてしばらく眺めてしまいました。

 

自然界に存在すれば、アルビノと呼んでも良い白さでした。

 

好奇心旺盛な子が多いのも、小さい《時の魚》の可愛らしいところですね。

 

その後、彼女は満足したのか、ふっと窓から家の裏へと出て行きました。

 

その頃には、しゃっくりはすっかり止まっていました。

 

小さな来訪者に嬉しく思いながら、私はお椀に入った水を飲み干すのです。

 

 

 

ここまで読んで下さって、ありがとうございました。